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私は兼業農家で、税務署へ青色申告・専従者給与の申請をしています。
おかげで税制改正があった時は、案内が届きますし、源泉徴収の資料は毎年送られてきます。
そんな資料は角2封筒で届くのですが、今回届いたのは、長3サイズです。
時期的にも、6月に届いたのは初めてです。
ただならぬ雰囲気を感じます・・・
恐る恐る開けてみると、なにやら恐ろしげなタイトルが書かれています。

タイトルは「復興税及び復興特別所得税の確定申告書の見直し・確認について」
・・・復興特別所得税ですか?
確定申告書は、国税庁のサイトで作成しています。
必要な項目の金額を入力したら、税額は自動計算で算出されています。
間違っているはずがないし、間違っていたら国税庁の責任です。
よし!責任転嫁(てんか)完了です(笑)
視線を下に向けると・・・あら?
「見直しをお願いしたい事項」って欄が、あるじゃないですか?

そこには、「青色申告特別控除について(貸借対照表の添付がない場合は、控除額は10万円になります)」・・・
なんですと?
青色申告は条件を満たすと、所得から65万円の控除が行われる申告方法です。
条件は大雑把に言うと、
・青色申告しますと、税務署に申し込んでいること。
・複式簿記で記帳していること。
・貸借対照表及び損益計算書を確定申告書に添付すること。
・控除される金額を、記載すること。
・確定申告期限内に、提出すること。
私は青色申告の申請が認定されていますので、青色申告を行なっています。
「見直しをお願いしたい事項」に記載されている、貸借対照表の提出は必須条件の一つです。
「不明な点があれば、電話してください」と、電話番号が記載されていましたので、電話をしました。
答えは、想像していたとおり。
「貸借対照表が、添付されていませんでした。」
やはり、そうでしたか・・・ガクリ・・・
確定申告は、税務署へ書類を持ち込むイメージが強いでしょうが、実は郵送でも受け付けています。
私は税務署まで行くのが面倒で、確定申告書と必要書類を郵送で提出しています。
この手抜きが、仇となりました。
封筒に入れ忘れていたようです。
税務署へ直接書類を持ち込むと、受付の際に書類種類や、内容の大まかな確認をしていただけます。
その時に貸借対照表が抜けていたら、記載された控除金額65万と相違するので、間違っていると指摘されて、気づいたのでしょう。
貸借対照表は、もちろん作成はしてあります。
私「同封を忘れただけですので、直ぐ送ります。」
税務署「期限内(所得が発生した年の、翌年2月16日から3月15日)に提出される事が条件ですので、今から提出されても条件を満たしません。」
ごもっともです。
ダメもとで言ったのですが、やはり・・・ダメでした(爆)
確かに入れ忘れた私が悪いので、「これ以上は交渉する余地無し!」と判断し諦めました。
では今後の処理をどうすればいいのか尋ねると、ご丁寧にも税務署で修正申告書がすでに作成してあるとのこと。
更に丁寧な事に、修正申告書と返送用封筒を郵送するので、確認・押印後に返送してくださいとのこと。
至れり尽くせりです(笑)
修正申告書を送付すると同時に、同封されていた納付書で、修正所得税を納めました。

・・・A4用紙を1枚入れ忘れただけで、24,500円の追加納税です。
高い勉強代となりました(涙)
来年からは、税務署へ確定申告書類を持参します!
確定申告で並んでいる人を見て、「郵送できるのにバカだな~」と思っていた私が、本当のバカでした・・・
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初めまして。匿名で失礼致します。
返信削除少し気になったのでコメントさせてください。
作成コーナーで確定申告書を作る場合は、必要な添付書類についても丁寧に教えて頂けますが、確定申告書類の提出だけでしたら、残念ながら持ち込みでも添付書類のチェックはしてくれないんですよね。。
確定申告書をみながら指差しでパパッと何箇所か確認するだけで、この数字はおかしいとかこの方は青色申告者なのに貸借対照表が無いなとか内容までは見ていないですね。
体感として一人当たり1分あるかないか位です。
(たぶん名前とか押印とかこの人がこの書類を出しましたよを特定するのに必要な情報のチェックのみです)
なので持ち込みでも郵送でも、内容についてはセルフチェックで完璧にするしかないですね汗
でも事前に税務署から連絡もなく、救済措置も取られないって言うのはなかなか厳しいですね。
実を言うと私も以前貸借対照表を添付し忘れたことがあったのですが、提出期日を過ぎてから電話で連絡があって添付されてないので提出してくださいって言われて、提出したら問題無く認められました。
税務署(対応者?)によって対応に違いがあるのでしょうかね。。