自動車関連の税金は、「エコ」を建前に、嘘ばかり。買い替え促進税です。

自動車に関する税金は、「二酸化炭素排出削減・エコの為です。」と言えば何をしてもいいようです。



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ガソリンに課税される税金は、ガソリンを1ℓ150円で、30ℓ買った場合。

ガソリン本体価格は2,477円。
ガソリン税1,614円。
石油税(地球温暖化対策税含む)76円。
そこに消費税。
合計4,583円。

消費税は、本体価格・ガソリン税・石油税に10%が掛かっています。

税金に消費税が掛かっているのも、おかしい気がしますが、ガソリン本体に数種類の税金が課されているのにも疑問を感じます。

これは2重課税ではないでしょうか?
2重課税とは課税原因(税金が課されることとされている商品)に関して同種の租税が2回以上課される状態です。
最高裁では、1つの所得に相続税と、所得税が課された件に、違法との判例が出ています。

税金の種類が違うから、2重課税ではないという見解でしょうが・・・
それなら、どんどん税金を増やす事ができますね(笑)

また、自動車の所有者に毎年課税される自動車税もエコを目的に、訳の分からない事になっています。
以前は排気量に対して、一律の税金でした。
現在は、
排出ガス及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい自動車はその排出ガス性能に応じ税率を軽減し、新車新規登録から一定年数を経過した環境負荷の大きい自動車は税率を重くする特例措置(いわゆる「自動車のグリーン化」)が採用されています。


おっしゃる事は分かりますが、実情は・・・

20年前のスズキアルトは、実燃費でリッター20kmの燃費です。
しかし、登録から20年もたっていますので、自動車税は定額+10%の増税が課されています。

一方、現在販売中の最新ワンボックスは、実燃費リッター14km。
それでも新しいので、自動車税は増税なしの定額です。

自動車税のグリーン化趣旨は、燃費が悪い自動車は増税するって事でしたよね?
これでは、趣旨と真逆じゃないですか?
趣旨を尊重するなら、燃費に対して、増税率を決めるべきです。

本音は、「国民は自動車を10年ごとに買い換えて、自動車業界の活性化・税収の増加に貢献しなさい!」ですかね?
今後は、訳の分からない「エコの為に我慢しなさい税」が増えない事を願います。


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2 件のコメント :

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    私は田舎暮らしで車必須の生活なので、とても共感しました。
    ガソリン代、私も昔からおかしいと思ってます。
    なんでガソリン代だけこんなに税金を取られなければならないのか??
    車関連の経費、税金はなぞなものが多いですよね。
    応援完了です!

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    わが町も1人1台の世界なので、死活問題です。
    そりゃ過疎化もしますよ(笑)

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