障害者虐待防止法 ってのを知りました。とんでもない内容が含まれている・・・気がする。

先日、知的障害者の施設に勤める友人に会った。
その友人は痛々しい姿。
顔には青あざ、右手の親指には包帯を巻いている。

どうした?車にでも轢かれたのか?
「いや、障害者に殴られたんだ。手は指を逆に曲げられて脱臼した。」 

その友人は180cm90kgの体格。
お前なら止められただろう?
「ああ、止められる。でも羽交い絞めにして止めたら虐待になるからできないんだよ。」 は? 自分がそんな怪我をしてもか?

どうやら障害者が興奮した時は、障害者自分か他の障害者に危険がある時以外は羽交い絞めにできないらしい。
そんな馬鹿な!と調べたところ確かに、羽交い絞めできる条件は、
利用者本人又は他の利用者等の生命、身体、権利が危険にさらされる可能性が著しく高いことが要件となります。
となっており、職員は対象になっていない。

こんな法律があるとは・・

職員が指を折られても抵抗できないなんておかしいんじゃないだろうか?
この法律を作った人は「人権」を理解していないのではないだろうか?

人権は、全ての人が平等に持つ権利。
利用者の身体の危険の為ならOKだが、施設の職員の身体の危険の為なら駄目だ!って平等なんだろうか?

他にもベッドから落ちるから、落ちて怪我をしないように柵を設置。
車いすから落ちて怪我をするからベルトで固定して落ちないようにする。も身体拘束虐待になる時があるようだ。
私の家族がお世話になっていて、「ベットから落ちて骨折しました。」を2回も聞いたら怒鳴り込むが・・・

その友人は小さな子供を育てていて、「懲戒免職にはなれないから」と頑張った。

仕事中にお客さんに殴られ指を脱臼させられた時、相手を抑え込んだら仕事を首になる。
そんな状況おかしいと思うんだが、私の感覚がおかしいのだろうか?

確かに虐待は社会問題だし許されるものでないのは分かっている。
あいまいな部分を作ると虐待が無くならない可能性もある。
それを理解したうえでも、私の子供達には「障害者施設には就職するな」と伝える必要を生む法律だ・・・




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1 件のコメント :

  1. だから、何処の施設も人手不足なんですよ。新卒で入社しても1年以内にやめる率が高いです。

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