入院する日で費用が変わる?入院中他の病院に行けない?厚生労働省に物申す!

高額医療制度は、実に良い制度です。

この制度は、1ヵ月 (1日から月末まで)の支払いが自己負担限度額までとなります。
自己負担限度額は、収入額に応じて、数段階用意されています。
例えば、標準報酬月額26万円以下だと57,600円払うだけでOKです。
私がいぼ痔の手術で入院した際は、総額30万円でしたが、支払いは57,600円と実費分で8万円で済みました。
所得が低くて助かりました(号泣)



しかし、1点問題があります。
高額医療制度の1回の範囲は、1日始まりの月末終わりです。
これは、大問題です。
私の場合で言うと12日間の入院でしたので、10日からの入院なら8万円ですが、25日からの入院だと、31日に7万円。翌月に7万円で、14万円支払わなければなりません。
同じ入院で、これは大きな差額です。

そのせいか、私が入院していた病院では、月末にかけて入院患者が減っていき、20日を過ぎるとベッドが半分くらい開いていました。

手書きの時代ならいちいち台帳を見るのが大変だから毎月1日スタートと言うのもまだ分かります。
しかしPCで管理するこのご時世。
治療のスタート日をソフト登録したら済む話ですので、是非改善をお願いしたいものです。

通院は、1日から月末。入院は入院初日から30日間。
このルールへの改善を希望します。

もう1点改善を求めたい点があります。
それは、入院中に他の病院に行けない事。
その理由は、
入院中の患者が他院を外来受診すると、その日の入院料が15%〜70%の減算になります。他院に入院中の患者が来院した時は、外来側で保険請求をしても良いか、どの入院料を算定しているかなど、入院医療機関に確認することが重要です。
となっています。

つまり入院中に他の病院に行くと、入院している病院の収入が減ります。
また、外来側の病院も保険料を請求できるかどうかを、入院している病院と相談する必要がるようです。

私は、いぼ痔の治療(手術)で入院中に、突発性難聴を発症しました。
突発性難聴は、すぐに治療する必要があります。
耳が聞こえなくなってから2週間で、症状が固定してしまいます。
つまり、耳が聞こえなくなってから2週間後には、改善の可能性は無くなります。

私が入院していた病院には、耳鼻科は有りませんでした。
突発性難聴の薬は処方してくれましたが、聴力検査すらしてもらえませんでした。

健常な方の半分しか聞こえない不安から、「耳鼻科に行きたい。」と訴えたところ、「それなら退院になります・・・」
痔の手術で肛門から出血している状態で、なんとご無体な!

ただでさえ入院でナイーブになっているのに、大きなショックを受けました。

この2点を改善していただきたいものです。
ただ、改善によって「税金が増えますよ~」とのことでしたら・・・少し考えます(笑)


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