残り4棟は、マイカー線でとめるタイプです。
○マイカー線タイプは大変
マイカー線タイプは、風でパタパタならない分、ビニペットどめよりビニールは長持ちしますが、ビニールの張り替え作業がすこぶる面倒です。マイカー線タイプのビニールの張り替え時には、まずマイカー線を同じ長さに切りそろえます。
それを、1本1本ハウスの片側に結びます。
その後にビニールの上を越えさせて、反対側でまた結びます。
ビニールを取る時は、その逆に1本ずつ結び目を解かなければなりません。
この結ぶ・解くの作業が大変です。
マイカー線を結ぶパイプは地上10cm程に設置してありますので、しゃがんで作業し、横に移動してはしゃがんで作業の繰り返し。
50cmに1本のマイカー線がありますので、30mハウスだと両側で120ヶ所の作業が必要になります。
○ハウスバンド
この作業に挫折した私は、これを購入しました。メリットは、取り付け・取り外しの早さ。
取り付け時には、地表のパイプをくぐらす必要がありますので、しゃがまなければならないのは変わりませんが、取り外す時は、立ったまま作業ができるので非常に楽です。
問題の強度ですが、まず問題はありません。
これをハウスに設置してから小さい台風を経験しましたが、ハウスバンドが割れたり、折れたりすることはありませんでした。
しかし、マイカー線の張りが緩い部分は、外れてしまいます。
自身の張りでハウスバンドを止める原理の為に、これはどうしょうもありません(涙)
ハウスバンド式ハウスを増やすかどうかは、悩めるところです。
それでも、実験的に全てのマイカー線をハウスバンドでとめたハウスがありますが、このハウスを結ぶタイプに戻すつもりは有りません。
一度試してみるのもありです。
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