過疎地域のお寺事情。住職がいなくなっても御飯を供え続けます。

○過疎地では、住職を維持できない

私が住む田舎町には、お寺が沢山有ります。
各地区で、宗派ごとに寺を持っていることが理由です。



昔は、檀家の軒数も多く、お寺に住職も住んでいました。
住職は、檀家のお布施で、成り立っています。

かつて60軒あった檀家は、いまや20軒。
過疎化で、住職を維持する事ができなくなりました。

わが寺は、住職亡くなると同時に、お坊さん不在の寺になりました・・・
それ以来、檀家がお寺を維持しています。

年2回の、草刈りと草引き。
壊れた部分の修理など、何かと大変です。

またお寺には、仏様が鎮座しており、毎日御飯をお供えします。
住職が住んでいたときには、お任せしていたのですが、住職不在の現在は、檀家が毎日の当番制で、お供えしています。

今日はわが家が、御飯のお供え当番です。
「今日は」と言っても、20日に一度は、御飯をお供えする当番が回ってきます。
仏様の事で、面倒だとは、決して言えませんが、なかなか大変です(笑)

○罰当たりな、檀家衆

わが宗派の檀家衆は、住職が居なくなった後には、別の地区の同じ宗派のお坊さんに、葬式・法事をお願いしていました。

ところが、そのお坊さんは、かなり厳格な人でした。
あまりに厳格なため、檀家衆はなそのお坊さんと大喧嘩!

今は、自分達の宗派に一番近い、別の宗派のお坊さんにお葬式や、法事をお任せする罰当たりな檀家衆です(爆)


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