家庭用火災報知器の選び方。煙感知式の連動型をおすすめします。

○煙感知式・温度感知式のメリットとデメリット

家庭用火災報知器には、感知タイプが2種類あります。
それは、煙を感知するタイプと、温度を感知するタイプ。
それぞれメリットと、デメリットがあります。

メリット

・煙感知式は、炎が小さい時点でも、感知します。
・熱感知式は、誤作動が少ない。

デメリット

・煙感知式は、誤作動が多い。
・熱感知式は、感知した時には、すでに炎は大きくなっている可能性がある。

では、どちらが良いのかというと、私は煙感知式をおすすめします。



熱感知式だと気付いた時には、手がつけられない状態になっている可能性もあります。
煙感知式に誤作動が多いというのは、言いかえれば、それだけ敏感だということ。
財産を全て失う火災を防ぐのですから、報知器は敏感に越したことはありません。

それに、誤作動が多いといっても、日常生活では、問題ないレベルです。
わが家では、台所に設置していますが、1度だけタバコの煙に反応しただけですw

○連動式と単独型のメリット・デメリット

もう1点、選ばなければならないことがあります。
それは、連動式か、単独型か。

連動式は、複数個設置した報知器の内、1つが火災を感知すると、全ての報知器が一斉に鳴ります。
単独型は、火災を感知した報知器のみが鳴ります。
これにもメリットと、デメリットがあります。

メリット

・連動式は、離れた部屋の火災を知る事ができます。
・単独式は、値段が安い(2,000円程度)。

デメリット

・連動式は、値段が高い(親機は3,000円、子機は5,000円程度)。
・単独式は、火元から離れた部屋では、警報の音に気付かない可能性があります。

これは、絶対に連動式を選ぶべきです。
単独式の報知器が、台所で鳴り響く最中、2階でヘッドホンを使っていて気付かなかった・・・なんて洒落になりません(笑)
ビルや公共施設では、連動式が使われているのが、何よりの証明です。

○結論

総合すると、金銭的に問題が無ければ、煙感知式の連動型。

お金が心もとなければ、煙感知式の単独型がおすすめ。
しかし、10年使えるバッテリーが付属していますので、連動型も1年当たりにすると安いものです。

家庭で、商売をしていたり、工場を併設していたりして、蒸気や煙が常に充満しているような特殊な条件で無ければ、熱感知式はおすすめしません。


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