とある4月にわが町に引っ越してきた、A君。
彼は、大阪府から引っ越してきました。
大阪では、年中ラジアルタイヤを履き続け、雪とは無縁の自動車生活を送ってきたそうです。
しかしわが町では、毎年雪が積もります。
この記事のような大雪が降ることも。
ハウスの雪下ろし
必然的にA君は、初めてスタッドレスタイヤを買いました。
スキーの経験が無い彼は、雪道を走るのも初めて。
時は冬になり、A君に雪道走行のイロハを教えてあげなければと思っていた矢先のことです。
○A君の首にコルセット
その日、病院で出会ったA君は、首にコルセットを巻いていました。
事情を聞くと、彼は、はにかみながら教えてくれました。
A君は、スタッドレスを装着すれば、雪道でも滑らないと思っていたようです。
意気揚々と、雪道を疾走していました。
時速は、60kmだったそうです。
ところが、左カーブで、自動車のお尻が、外に滑り出しました。
彼の車は、FF車なので逆ハンドルを切りつつ、そのままアクセルを踏み続ければ、カーブを曲がりきれた事でしょう。
しかし彼は、初めての経験にブレーキを踏んでしまいました。
その瞬間A君の自動車は、華麗にトリプルアクセルを披露しつつ、反対車線の電柱に衝突して止まりました。
対向車や歩行者がいなかったのは、不幸中の幸いです。
彼の自動車は、エアバックが開きフレームも曲がりました。
残念ながら、廃車になったそうです。
○今までの怖い経験
スタッドレスタイヤは、直進状態でのブレーキには、強いです。
急ブレーキでなければ、滑らず止まれます。
しかし、横向きに滑りだずことを防ぐことは、期待できません。
横の力には、ラジアルタイヤと大差ないくらい弱いです。
若かりし頃、雪道を登っていました・・
登らなくなったので諦めてUターン。
それまで一切滑らなかったのに、坂に対して横向きになった途端・・・スーと滑りだしました。
こうなったら、お手上げ。
滑りながら、車が縦に向くのを祈るのみ(笑)
シャブシャブの雪道でも、怖い思いをしました。
エンジンブレーキで車が横向くという手が付けられない状態・・
まったく!
何度車をつぶしたことか(涙
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