わが町で、消防団の靴と言えば「長靴」。
私は、団歴20年。
長靴の使用期間は、20年ですが、使用時間は、少ないです。
そんなに履く機会があっては、困ります(笑)
しかし、幾ら使用回数が少なくても、薄いゴムなので、劣化は免れません。
ついに私の長靴も、割れてしまいました。
火事現場では、放水。
台風の出動では、大雨。
川の中での土嚢積みなど・・・
穴が開いた長靴では、役に立ちません(笑)
我が町では、入団した時には、無料で支給してくれます。
昔は、何足でも支給してくれましたが、今は、2回目以降は、実費で購入しなければなりません。
理由は、個人的に履きつぶす人が続出したから。
無料時代は、農作業をしている人の足元は、いつも消防団員(爆)
本来は、役所に注文をするのですが、なんとなく、通販で購入しました。
○消防団の長靴に入っているのは?
特殊な物なので、高いのか、安いのか良く分かりません。
なにが特殊かというと、この長靴は、商品説明に有る様に、金属製の踏み抜き防止板入りなのです。
消防団員は、鎮火後に、火事現場に立ち入る事があります。
なぜなら、火事の現場では、燃え残りが積み重なっています。
重なりの上層部を取り除くと、下では、まだ火がくすぶっている状態。
この火もすべて消さなければ、撤収できません。
過去に、この作業が不完全だったために、2日続けて同じ家が燃えた事が有りました(涙)
もちろん現場には、釘もガラスも散らばっています。
「金属の踏み抜き防止板」は、釘を踏んでも足に刺さらないように入っています。
薄い物なので、重さは感じませんが、冬は足が冷えます(笑)
中に金属板が入っていることは、知っていましたが、どんな物かは、見たことが有りません。
そこで今回、捨てる長靴を分解しました。
確かに、金属板が入っていました。
1mm程度の薄い物ですが、曲げるのに結構力が必要な、頑丈さ。
今まで、消防団長靴の性能には、懐疑的でしたが、これで一安心!
スポンサーリンク |
スポンサーリンク |
0 件のコメント :
コメントを投稿