時は、7月。
梅雨もあけ、猛暑の始まりです。
私が野菜を栽培しているのは、ビニールハウス。
ビニールハウスのメリットの1つは、温度を上げる事。
冬は役に立つ機能ですが、夏は正に逆効果。
それでも野菜は、生育しているのか?と言うと・・・
瀕死の状態です(涙)
これは、「みずな」ですが、ご覧のとおり、萎(しおれ)れています。
ハウス内の野菜は、夏場の昼間には、こんな風に萎れています。
このまま枯れてしまうのかと言うと、そうではありません。
夕方には、起き上がり、夜には完全復活します。
土中の水分も、夕方以降に地中から、地表に上がってきます。
夜明け前には朝露を吸い、日の出のころには、復活。
これを毎日繰り返しますが、土中の水分が、余りに少ないと、このローテーションを繰り返しながら、枯れてしまいます。
水をやりたいのですが、収穫している野菜に水を与えすぎると、痛みやすくなってしまうので、十分な水分を与えられません。
水分が多すぎると、収穫翌日には、腐ってしまい、ドロドロに解けてしまいます(怖)
○遮光ネット
しかし、この状態意では、夕方に収穫が出来ませんので、応急処置として、遮光率90%台の、遮光ネットをかけました。
これで、野菜の寿命も延びますし、収穫できる時間も大幅に増えます。
私は、兼業農家で、収穫スピードが遅いので、このネットで十分ですが、専業の方々は、ハウス全体を覆う遮光ネットを使ってらっしゃいます。
○遮光ネットの注意点
しかし、遮光ネットの使い方には、注意が必要です。
遮光率90%台のネットをハウス全面にかけると、3日もすると、野菜が黄ばんできます。
そして、そのまま枯れてしまうのです。
野菜には、いかに太陽の光が重要かを実感できます。
私のように、一気に収穫できない方は、全面ではなく、太陽が差し込む隙間が出来るように遮光ネットをかけてください。
ちなみに、上の画像のような物の値段は、
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