家庭用パルスオキシメーター(血中酸素濃度計)

○次男の様子が・・・

ある日の夕方・・・
次男が咳き込みだしました。



次男は気管が弱く、寝起き・外出の時には咳き込んでいました。
今回も風邪気味だったので、「風邪だね」と、スルー。

その日は、いつもより苦しそうにしている次男。
風邪だと思い込んでいた私達は、早く夕食を食べて寝ようと、自宅で焼肉・・・

換気扇は回していますが、室内は煙がモクモク。
次男の咳が増します。
次男は、食事もそこそこに「ごちそうさま」

咳止め薬を病院で処方されていましたので、それを飲ますと落ち着いて寝付きました。
安心して、私も床につきます。

ところが、夜中・・・
次男が咳き込んで、起き上がります。
「体を横にすると咳が出る」と、一晩中座っていました。

○入院

翌朝病院に行くと、即入院!
喘息のようです。

その時の血中酸素濃度は、85%・・・
後で聞くと、かなり危険な状態だったようです。

そもそも知識不足で、喘息を甘く見ていました。
喘息で年間2,000人もの人が亡くなっているなんて事も、知りませんでした。

喘息の症状は、気道(空気の通り道)の壁が腫れ、空気が通らなくなります。
その結果、チアノーゼなどの、酸欠症状が表れ、死亡する事もある怖い病気。
これは、喘息で「入院」と診断された後に調べて知った事です。

酸素濃度は、80%台になったら酸素吸入しながら、救急車で病院に行くレベルらしいです。
私の無知により、息子は一晩大変苦しかった事でしょう(涙)
結局、1週間の入院となりました。

入院した病院は、完全看護ではなく、付き添いが必要。
奥様と交代で、夜間の付き添いをしたのですが、簡易ベッドでは、足がはみ出るため安眠できず。
仕方なく、キャンプ用の銀マットを持ち込み床で寝ました(笑)

これ、見た目は悪いですが、楽です。
無事に退院となりましたが、4ヶ月間の薬吸引を命じられました。

○救急車を呼ぶ目安

夜間に再発した時に、救急車を呼ぶ目安を知るため、パルスオキシメーター(血中酸素濃度計)を購入。
少々値がはりましたが、これはお金に変えられません。

使用方法は、すこぶる簡単。
洗濯ハサミのような形状のパルスオキシメーターに指を挟むと、自動で電源ONとなり、酸素濃度と脈拍を5秒ほどで測定してくれます。

終了後は、指を抜くと自動で電源OFF。
病院で計った数値より、約1%高く表示されますが、問題ありません。

「90%になった時には、迷わず救急車を呼ぶから、安心してくれ息子よ!」


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