兵庫県朝来市 生野銀山 結構面白かった。

兵庫県朝来市生野町小野大谷筋33-5にある「生野銀山」です。
昨年団体旅行で、訪れました。

★生野銀山くちこみ・マップ★出典:楽天たびノート



○詳細

駐車場は、無料。
かなりの台数が停められます。
来場者の数から考えると、満車になることはないと思われます(失礼)

団体での訪問でしたので、ボランティアガイドにお世話になりました。
ボランティアガイドは無料。
但し、15名以上の団体に限るようです。

○生野銀山

生野銀山とは、
大同2年(807年)に銀が出たと伝えられ、室町年間の天文11年(1542年)には但馬守護職・山名祐豊(すけとよ)が銀石を掘り出した。

その後は、織田信長・豊臣秀吉の直轄時代を経て、慶長5年(1600年)からは、天領として徳川幕府の財政を支えて、月産150貫(約562kg)の銀を産出。

明治元年(1868年)には日本初の官営鉱山(政府直轄)となり、明治22年(1889年)には生野鉱山と佐渡鉱山が皇室財産に移され、宮内省御料局の所管となった。

明治29年(1896年)には三菱合資会社に払い下げられ、以後、三菱の経営で国内有数の大鉱山として稼働してきたが、昭和48年(1973年)に閉山した。
昭和49年(1974年)に観光施設として(株)シルバー生野が開業した。(一部抜粋)
出典:株式会社シルバー生野


○資料館
鉱山敷地に入ると、左手に資料館。

資料館には、興味深いものが数多く陳列してあります。
特に目を引くのは、手掘り時代を再現したジオラマ。
高さは5m程でしょうか?
当時の苦労が感じられます。

このジオラマ、ガイドの方の説明によると、とあるイベント(万博?失念)用に数千万円を投じて作成した物。
イベントが終了し、持ち帰って生野銀山に展示する事になりました。

しかし、展示の際に資料館の高さでは入りきらないことが発覚!
泣く泣く頭頂部を切断して、本体横に設置する苦肉の策を取ったようです(涙)

○鉱山

鉱山は、山道を進んでいくと、現れます。
山の谷が狭まり、突き当たりに鉱山の入り口が有ります。
坑内は、当時のエレベーターが設置されていたり、トロッコがあったり。

さらに、多数の実物大の人形が、当時の作業風景を表しています。
手掘りの壁・湧き出す地下水も相まって、当時の風情を感じられます。
私達は、行程では1時間の予定でしたが、ガイドさんの説明に熱が入り、45分間外で説明を聞きました。

その結果、肝心の坑内を走りぬけると言う失態もあり、満喫は出来ませんでした(笑)

ちなみにこの鉱山は、総延長は350km以上、深さは880mまでの規模。
現在は、地下部分は地下水により水没しており、見る事はできませんが、当時のロマンを感じます。

○お土産

子供達へ、敷地内の土産屋で買った小判チョコ。


子供達は喜んでいました。
中は、普通の板チョコですが・・・


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