シンクホール田舎に多発!田んぼの底が抜けたこともあれば、車が落ちたこともあります。

○シンクホール

「シンクホール」とは、地面が陥没してできた穴です。
規模が非常に大きいものもあり、驚きです。


出典:Buzzzzzer(ブザー)



原因は、
原因1 – 石灰岩が地層の主な構成要素となっているような地域では、その地下に雨水が浸水することで石灰岩が溶かされる。溶けてできた大きな空洞の天井が陥没することで発生
原因2 – 酸性雨などで地盤が侵食され沈下する。解けた岩盤は大きな空洞をつくり、耐えられなくなった天井部が沈没することで出現
出典:ナレッジスペース

つまり水ですね。

皆さんも砂場や、砂浜で水を流して遊んだことがあるでしょうから、ご存知でしょうが、水は砂や土をどんどん流してしまいます。

地面の下で水が長年かけて土を流し、空洞ができた結果、地表が耐え切れなくなりシンクホール発生となるようです。

○田舎では、大量発生

このシンクホールは、田舎では結構できます。
シンクホールができると、「あれ、陥没した?」と気軽に、石や土を入れて踏み固めて修理完了(笑)

なぜ田舎では、多くできるのか?

水の流れが都会のように、整備されていないからです。
コンクリート整備されていない、小川ばかりです。
田んぼには水を入れ、土の畦(あぜ)だけで水を溜めています。

畦では、ミミズ・オケラ・モグラが穴を開けまくり。
モグラのトンネルを水が通りだすと、陥没発生です。

地表も都会のように舗装されたところは少なく、大半は土です。
地下の土が無くなると、直ぐに陥没します。
アスファルト舗装された農道も、都会の道に比べると舗装の厚さが格段に薄いので、直ぐに陥没が発覚します(笑)

だから田舎のシンクホールは、非常に小さいです。


○発生したシンクホール

私が見た中で、大きな物もありました。

農道を挟んで、左右に田んぼがある場所で水が農道の下を通ってしまい、シンクホールができた事がありました。
それは直径3m・深さ1.5mの巨大なものでした。
夜間に、前の車が止まったから分かったのですが、危うく突っ込むところでした。

田んぼの底が抜けたこともあります。ある日田んぼの水が無くなりました。
良く見ると、一部分稲がありません。
そこには、直径1m・深さ2mの穴が開いていました。

水の流れを止めるのは、非常に難しいです。
水が地面に入っていく場所を発見した時はその穴と、穴を中心に周辺50cm範囲ほどにコンクリートを塗り水の流れを止めるのですが、しばらくすると、コンクリートの端から新たな水の道ができています。

一度水の流れができると、いたちごっこになります(涙)
案外入り口を塞ぐより、出口を塞いだほうが止まる事も多いです。

近くの農道のシンクホール


アスファルトの途切れている部分が、深さ70cm陥没しました。
私のハウスで現在進行形のシンクホール


分かりにくいですが、黒い部分が50cm陥没しています。


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