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黒川伊保子さんは、脳機能論とAI（人工知能）の集大成『サブリミナル・インプレッション導出法』を発表し、感性分析の第一人者となった人・・・らしいです。
その中で男性と、女性の考え方の違いが紹介されていました。
私は一応既婚者です（笑）ので、その言葉に非常に共感できました。
○優先順位の違い
男性は自分に近いものより、遠いものを優先するらしいです。
大切なものより、大切でないものを優先すると言うことです。
例えば、とある男性に近い（大切な）順が、
家族＞彼女＞友達＞仕事
だとすると、
男性は同じ日に、
家族と彼女の約束が重なったときには、彼女との約束を優先します。
彼女と友達の約束が重なったときには、友達との約束を優先します。
友達と仕事の約束が重なったときには、仕事 の約束を優先します。
つまり、約束の優先順位は、
家族＜彼女＜友達＜仕事
と、大切な順の逆になります。
一方女性は、近い（大切な）順が、
家族＞彼氏＞友達＞仕事 なら、
約束の優先順位も
家族＞彼氏＞友達＞仕事
となるようです。
ここで、食い違いが発生します！
男性が、彼女とのデートより仕事を優先した時には、女性は怒ります。
「私より仕事が大事なの？」と。
女性が約束を大切にする優先順位は、自分の大切な人の順です。
その基準で判断すると、彼氏の行動は「仕事＞彼女」となりますので、当然怒ります。
実は、男性は自分の大切な順は「家族＞彼女＞友達＞仕事」なので、優先順位は逆になり、仕事を優先しているのです。
つまり、仕事を優先しているのは、仕事より彼女を大切だと考えているからなのです。
これは私を含め、友人・知人男性の判断・行動を見ると、当っています。
どうして男性は、大切な順と約束を大事にする順が逆になるのか・・・
それは、自分に近い人の方が、約束を断っても許してもらえるものだと考えているからです。
だから、仕事を優先しても、彼女は許してくれるであろうと考えた結果なのですが、女性からすると、「仕事の方が大切なんだ・・・」となってしまうのです。
○求める意見の違い
男性は、人に愚痴や、疑問を投げかけるときは、答えを探しています。
「今日仕事で、○○が原因で失敗したんだ。」
と彼女に伝えた時は、何かしらの答えを求めています。
「○○をこうしていたら、失敗しなかったんじゃない？」
「失敗したのは、○○が原因じゃなくて、△△じゃない？」
「失敗は、貴方の努力不足じゃない？」
など、何でもいいのです。
彼の思いと違う返答の時は、男性は「違うよ、○○が原因だよ」と反論してくるかもしれませんが、それでいいのです。
その反論で彼女が納得してくれれば、「やはり○○が、原因だった。」と自分で結論を出せます。
男性数人に同じく「今日仕事で、○○が原因で失敗したんだ。」と話すと、状況をこと細かに聞かれた後に、「あーでもない。こーでもない。」、「こうすれば良かった。いや、次回からはこうするべきだ。」・・・と、話が盛り上がります。
一方、女性が男性に
「今日仕事で、○○が原因で失敗したの。」
と投げかけたときは、共感を求めているらしいです。
私は男性なので真偽の程は定かではありませんが、女性である筆者本人がラジオで言っているので、確かなのでしょう。
それを効いた男性の答えは、
「かわいそうに。○○が悪いんだよ、君は悪くない。」
と共感するべき・・・らしいです。
間違っても「君のここが悪かったんじゃないか？」なんて、女性を否定する意見を言ってはいけません。
女性はそんな理論は、求めていないのです。
ただ、話を聞いてもらい、共感してくれることを求めているのです。
女性同士集まると、「これ見て！可愛くない？」とお気に入りのアイテムを見せて、周りの女性が「かわいい～」と盛り上がっています。
女性は共感を求め、会話の返事も共感する事がメインとなっているらしいです。
だから、男性と女性が痴話げんかをしたときは、男性は、理論的に「納得させたい・したい」と考え発言します。
女性は「共感して欲しい・理由はどうでもいいからあやまって」と考えるようです。
筆者の黒川伊保子さんは人工知能を作る際に、男女の思考回路を研究した結果・・・
男性と、女性の脳の思考回路は、まったく違うようです。
パソコンのＣＰＵに例えるなら、構造自体が違うレベルの差らしいです。
その違いから、些細なことに感じるこのようなコミュニケーションギャップが、お互いに大きな不快感を生むようです。
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