鹿は害獣です!奈良公園周辺住民も、田舎でも困っています。

山道で自動車を運転していると、茶色の影が横切りました。



出てきた場所には、大きな鹿が・・・
その鹿は全力疾走で、逃げていきました。

横切った先に目をやると、小さな子鹿がいます。

望遠で撮ったので、見にくくて申し訳ないです。

子鹿は道路を挟んだ反対側に母鹿がいるので、逃げません。
もとの場所に戻ろうと、ウロウロしています。

お前の母鹿は、全力で逃げたよ・・・
鹿の母性本能はどこへ?(笑)

この鹿は、体毛に斑点が有るので、夏毛ですね。

私は、斑点は子鹿に有るもので、大人になると消えるものだと思っていました。
これは、間違いらしいです。

鹿は季節に合わせて、体毛の生え変わりがあります。
夏は斑点が有り、冬毛には斑点が有りません。

もう一点。
斑点がある鹿を見ると、童話『バンビ』をイメージしますが、バンビはオーストリアのノロジカなので種類が違うらしいです。

鹿は、田舎では大害獣です。

畑の野菜を食い散らかします。
畑を歩き回り、野菜を踏み潰します。

田んぼに植えた稲を、食べてしまいます。

果樹や木材の苗木では、成長点を食べます。
大木の皮をむいて、枯らします。

運動場で糞の山を作ります。

良いことは・・・一切しません。
まったくもって、害獣の鏡です(爆)


ご存知のとおり奈良市の奈良公園では、沢山の鹿が放し飼いにされています。
平成26年時点では約1,300頭いるようです。

奈良市の知り合い曰く、
「鹿は迷惑この上ない!」だそうです。
奈良公園の鹿は、野良犬よろしく家庭のゴミをあさるので、大変。

子供が持つビニール袋を、食べ物が入っていると思い噛みちぎる。
ついでに子供を押し倒す。
昔は運動場にも入ってきたので、体育の授業が妨害された。

自動車の前に飛び出して来る。
報道では、行儀良く横断歩道を渡る鹿の映像が流れたりしますが、とんでもありません!

そんな鹿も確かにいますが、平成25年~26年の一年間で、85頭が交通事故で死亡しています。
実に6.5%です。
日本の人口に置き換えると、約850万人!一年間でですよ?

大阪府や、神奈川県の全住民が毎年交通事故で亡くなっている割合です。
テレビで報道されているような、行儀の良い動物ではありません。

奈良市民の知り合いは数人ですが、その数人は全員愛着とは正反対の思いです。
奈良市の観光は、そんな我慢する住民の上に成り立っているようです。

確かに、東京の真ん中に鹿が出没したら、警察が出動して大慌てで捕まえるでしょうね~
報道では、「東京で野生の鹿が出現!直ぐに捕獲しました。怪我人が出なくて良かった!」的なコメントが流れるでしょう。

そんな鹿1,000頭が、自由に住んでいる・・・
奈良市民の観光業に携わらない皆様・・・観光の為にご苦労様です。


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