
正解は・・・ホタルです。

ホタルは明るいところで見ると、気持ち悪いです(笑)
頭の赤さが・・・
わが家は田舎ですので、たくさん飛んでいます。
多い場所に行けば、見わたせる範囲に20~30匹くらいは乱舞しています。
家の近くには川が流れており、数年前まで自宅の庭にも、毎年数匹のホタルが飛んでいました。
その川は、数年前に氾濫防止を目的として、河川の土砂を撤去する工事が行なわれました。
工事後は、石や砂、草が無くなり、底が平らな綺麗な川になりました。
その年から、工事をした場所で、ホタルは飛ばなくなりました。
過去にも伊勢湾台風の襲来直後に、大規模な河川改修工事を行なっています。
当時川が氾濫しましたので、改修ではなく、川幅を広げる大工事です。
その20数年後にあたる、私が子供の頃にはホタルは復活していたので、わが家の庭にもまたいつか戻ってくるのでしょう。
少し前に私の町で、ホタルを見るイベントが数年間、行なわれた事がありました。
そのイベントでは、町で一番多くホタルが飛ぶ場所を紹介し、その場所に露天などを設置して観光客を呼びました。
結果、露天の売り上げはすずめの涙。
その場所のホタルはいなくなり、イベントは終了しました。
ホタルが多く飛んでいる場所は、毎年決まっています。
いなくなった場所のホタルが復活するには、他の場所からホタルがその場所に移ってくる必要があります。
しかし、ホタルはなかなか生息域を広げないようで、私の経験上では、復活には数年から数十年は必要です。
ウイキペディアには
ホタル狩りの観光客がライトを点灯させ、ホタルの活動が妨げられたとの記載がありますが、恐らく間違っています。
なぜなら私が子供の時には、川の横には幹線道路が走っており、車のライトが多かったのです。
その後、川から離れた場所にバイパスが開通し、川の横の道路はほとんど自動車が通らなくなりました。
しかし、自動車が減った時期から、ホタルの数は減少しました。もちろん河川改修工事を行なう前の比較です。
水が汚くなった可能性もありますが、周りの明るさは、ホタルの活動には関係が無いように思います。
では、ホタルを見る要点と特徴を。
ホタルは6月上旬から、7月上旬にかけて飛びます。
前半の2週間は、体長1cm程のゲンジボタルが飛びます。
後半の2週間は、体長5mm程のヘイケボタルが飛びます。
体長の違いはありますが、明るさは同程度です。
ホタルを見るには、上記の期間で、蒸し暑い雨の降っていない日がベストです。
時間は20時~21時です。
21時を過ぎると、ホタルはだんだん減っていきます。
22時になると、ほぼいなくなります。
また、ホタルは独特の匂いがします。
カメムシの臭いを、超マイルドにした感じでしょうか?
匂いは、ヘイケボタルの方が強いです。
少年時代ホタルを取るのに失敗して、握りつぶしてしまった事があります。
その手にはホタルの体液が・・・
体液が付いた手は、光っていました。
ホタル臭かったのを覚えています。
ホタルは成虫になると、水を飲むだけで、食物は食べないようです。
成虫になり死ぬまで、数日~10日くらいらしいです。
私も、少年時代には親の制止を振り切り、虫かごに入れ持ち帰りました。
・・・翌日には死んでいました。
画像のホタルは写真を撮った後、放しました。
自宅前の川で、また繁殖してもらいたいものです。
ホタルを、自宅へ持ち帰りたい衝動を抑えるのは大変ですが、手に取り観察した後は、逃がしていただければ、幸いです。
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