グルーガンは、水には強いですが、伸縮差には弱いです。

グルーガンのスティックが、水に強いか調べている人が多いので、経験の報告です。



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下の写真は、ラティスの外れた板をグルーガンで接着した画像です。


接着当時はもちろん、きちんと接着できていました。

それから、2ヵ月・・・
梅雨を過ぎ、雨に20回はさらされています。

結果、グルースティック溶剤は変質していません。
接着直後と同じ質感、硬さです。

しかし実は、板との接着部分は外れています。

おそらく、接着対象との伸縮差の影響です。

グルーガンの溶剤は、熱い昼間に伸びて夜間に縮む。
木は温度差での伸縮は、ほとんどしない。

逆に、雨によって木は膨張しますが、グルー溶剤は伸縮しない。
その結果、接着部分が外れたようです。

グルー溶剤には変質が見られないので、水には強いが、接着対象との伸縮差には弱いと言うところでしょうか?

これを解決するには、接着させるのではなく、囲ってしまうのが有効です。


例えば、この玩具。


太いゴムを巻いてプロペラを回す自動車です。
そのゴムを掛ける部分が、折れました。

接着部分の面積は極小。
接着剤では、ゴムの力に耐えられませんでした。
しかし、この様にグルーガンで接着部分を全体的に覆ったところ、ビクともしません。


見た目は悪いですが、この様な使い方をすると、ある程度の伸縮にも耐え、強度は大幅にアップします。

「アロンアルファを使えよ」とおっしゃるかもしれませんが、瞬間接着剤は、一度使ったまま使わずに置いておくと、固まって捨てる事が多いので、コスパ的にグルーガンが上です。


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