意味は、「噂話が伝わる間に、実際にないことが付け加わって大げさになる。」
わが町は田舎ですので、噂話はかなりのスピードで、広範囲へ広がります(涙)
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わが地区の人口は、約1,300人。
ほとんどの人が、お互い名前は知らなくても、住んでいる場所と、顔は知っている状態です。
知らない人の噂なら興味も無いので、広まらないのでしょうが、顔や、住所を知っていれば、おのずと興味がわいてきます。
「○○に住む、△△さんがね~」
「たまに見るあの人って△△さんって名前なの?で、その△△さんがどうしたの?」
もう止まりません(爆)
かく言う私も、噂好きですので、噂広めに没頭していますがね(笑)
ある時、私の噂が流れた事があります。
本人の噂は、本人に聞える事などまずないと思われますが、この時はバッチリ届きましたよ。
私はサラリーマンです。
奥様は、ムチウチで勤められません。
そこである時、他人のビニールハウスを借り、兼業農家として、野菜の出荷を始めました。
平日の昼間に自宅で、奥様に袋入れなどの作業をしてもらう寸法(すんぽう)です。
当初慣れない作業に、父も手伝ってくれていました。
もちろん父は、私が兼業で農業をする事を知っていました。
農業を始めて半年後、父がすっ飛んできました。
父「お前、仕事を辞めたのか?」
「あんな少ない面積で、生活できると思っているのか?」
私「・・・親父・・・兼業だって、伝えていたよね?」
父「やっぱり兼業だった?聞いて知っていたけど(笑)」
なんじゃこの会話?(爆)
どうして父が「仕事を辞めた」と思ったのか問いただすと、「世間の皆が口々に辞めたと言っていたから、俺に内緒でなんて事を!」と、信じたようです。
もちろんですが私は、誰にも仕事を辞めたなんてことは、言っていません。
だって、辞めていないのですから(笑)
これは推測ですが、当時私は平日が休みの仕事でしたから、平日に農業をしている姿を目撃した者が、この噂話を作ったのでしょう。
本人が言っていない話が、駆け巡り、挙句の果てに父親まで信じるとは・・・
噂に尾鰭がついたどころか、
鎧兜(よろいかぶと)を着けて、刀を振りかざして帰ってきましたよ。
後日父は、私の奥様に、
「大阪で講演会をしているって聞いたから、一度聞きに行っていい?」
と聞いていました。
わが奥様は、講演会を行なったことなど、一度もございません・・・
このバカ親父!
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