田舎での、サル被害。指を食いちぎるのは造作もない事。





さる



サル


この画像は全て、私の通勤路で撮影しました・・・

週一で猿の群れに遭遇します。
その数は20匹程度。

自動車を怖がる事もなく、悠々としたものです。

自動車から見ている分には、「可愛いな~」と眺めていられるのですが、これが自宅だとそうはいきません!

自宅の近くでも、たまに出没するのです。
畑で盗んだカボチャを脇に抱え、屋根の上を歩いていたり、米を収穫した後の田んぼで、籾をパクパク食べていたり。

これぐらいなら、まだ微笑ましく見てられます。
だって、盗まれたカボチャは、わが家の物ではないのですから(笑)


しかし以前、家の中に入ってくるサルが、出没したことがあります。

近所で家の食べ物をあさっているサルを追い出そうとした老人が、怪我を負ったと聞き、戦々恐々としていたある日・・・

リビングでテレビを見ていると、窓に影が・・・
来ました・・・サルです。

体高50cmを超える、オスザルです。
立つと1m近いのではないかと、思われる大きさです。

当時、わが家の子供は0歳・・・リビングで寝ています。

夏だったので、窓は網戸です。
もし、こいつが家に入ってきたら・・・



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サルの歯は、生のカボチャをボリボリ食べたり、木の皮をムシャムシャ食べられる強さを持っています。
人の指を食いちぎるなんてことは、造作もありません。

ましてや、わが子は0歳。
手首を食いちぎられてもおかしくない、か弱さです。

猟師が捕らえようとするのですが、なにせ家の隣は森なので、なかなか捕まえられません。
そのサルは、わが家を含めた近所を、徘徊する様になりました。
仕方ありません・・・子を守るのは、親の務め・・・

あるサルの現れた日、私は左手にバスタオルを2枚巻きつけました。
右手には、釣り用のサバイバルナイフ。
決闘です!

サルの前に躍り出ましたが、サルは逃げません。
歯をむき出し、キーキー威嚇してきます。
私は、バスタオルを巻いた左手は噛まれる覚悟で、ジリジリ近づきます。

サルとの距離が2mを切ったとき、サルが逃げました!
ここぞとばかり私は、全力で追いかけます。
しかしサルは、3mを超える谷をひとっとびし、逃げ去りました。

その後そのサルは、以前と変わらず近所は徘徊するのですが、2度とわが家に来ることはなく、しばらく後に猟師に捕まりました。

私は本気でした。
あの時噛み付かれたら、サルを刺すつもりでした。
サルはそれを感じ取ったので、わが家には近づかなくなったのでしょう。

田舎で暮らすのは、命がけですね(笑)

ちなみにわが町では、「サルに石を投げて追い払ってはいけない」と、言われています。
昔、石を投げて追い払ったら、サルがそれを学習して、石を投げてきたからだそうです。
もし、20匹の群れのサルが、石を投げてきたら・・・

皆さんサルに石を投げつけるのは、厳禁ですよ。


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