20年前の話です。当時の政治と金と談合。酷いものですがそんな時代だったのでしょう・・

こちらは、20年近く前のお話。
私の地元では、建設業者が順番で公共事業を落札するのは暗黙の了解。
一番大きい会社が2回に1回落札し、残りを他の会社が落札するルールでした。


私の友人は2代目社長でした。
彼の会社は、地元では1番大きい。
向かうところ敵無し・・でしたが、その頃先代が亡くなり、20代で2代目社長に就任しました。

ある日友人が怒っています。
「あの首長(市町村長)、金を受け取らなかった!」

内容をよく聞くと・・
公共工事を落札した業者は、落札額に応じたお金を首長に持参するのがしきたり。
今回はお礼に百万円を持って行った。

それを渡したところ首長は「これはなんだね?」と投げ返したそう。
それも床に!
「親父の時は受け取っていたのに!」とプリプリ怒っていました。

その直後、落札NO1は別会社に・・
その友人は夜逃げしました。

寂しすぎるじゃないか!逃げる前に言えよ(涙)


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