ようやく朝7時になりました。
起床の時間です。
朝から看護師さんが来て、ふらつかないか試しに、ナースステーションまで歩きます。
尿の袋を看護師さんが持ってくれその後ろを付いていきます。
看護師がスタスタスタスタ・・・
「ちょ・・ちょっと待って!」と叫びました。
尿の管で引っ張られる犬の散歩状態(涙)
歩行は問題なかったので、尿の管を抜きました。
痛くはないのですが、おしっこが出ているような感覚。
思わずブツを握りしめましたよ。
これで自由の身です。
さっそく足を引きずりながら、喫煙所へ(笑)
朝食は、7分粥。
牛乳パックもついています。
食事が終わると、お腹がギュルギュル・・・
私、牛乳で下すんですよね。
大慌てでナースステーションへ。
お尻に貼ってあるガーゼを外してもらわないと、排便できません。
看護師は「もう?」と少々驚きつつもガーゼを外してくれました。
えっちらおっちらトイレに急ぎます。
手術後最初の排便が痛いらしいのですが、それを怖がる余裕もありません。
便器に座った瞬間に出ました・・・大量の血が(涙)
便器は真っ赤・・・恐ろしい光景です(号泣)
そりゃそうです。
前日下剤・浣腸で出し切りその後は絶食。
血以外に出る物はありません。
しかしながら、血しか出なかったので、痛みはほとんどなく不幸中の幸いでした(爆)
尿管カテーテルの後は、出ない人も多いようで、最初の尿を計量カップで測るよう言われています。
私は、350ミリ出たので、問題なしでした。
この日から、痛み止めのロキソニンを1日3回。ヘモナーゼを3回飲みます。
ヘモナーゼは痔の治療薬。
ようやく解放されると思っていたのに・・・
ロキソニン は、よく効きました。
効いている間は、痛みがほぼ無く過ごせます。
事前の情報よりずいぶん楽です。
風呂に入らず頭が気持ち悪いので、洗面所で洗髪できたくらい、痛みは軽いものです。
昼食からは、牛乳の代わりにヤクルトが出されました。
ネームプレートには、「牛乳嫌い」の書き込みが・・・
別に嫌いではないのですがね・・・(笑)
今日も点滴。
血液検査もされました。
今日も点滴。
血液検査もされました。
夕方から頭が痛くなってきました。
頭痛は軽いもので、この時は、タバコのせいと思っていました。
今日からパットをお尻に当てます。
パットと言ってもナプキンそのもの・・・と言うか、製品にナプキンと書いてあります。
1日3回お尻を消毒し、パットを交換する。
なかなか面倒です。
女性の気持ちが少しわかりました。
今日からパットをお尻に当てます。
パットと言ってもナプキンそのもの・・・と言うか、製品にナプキンと書いてあります。
1日3回お尻を消毒し、パットを交換する。
なかなか面倒です。
女性の気持ちが少しわかりました。
寝る前にカーテンを開けて隣のベッドの患者が入ってきました。
同級生の祖父です。
なんたる奇遇・・・なんたる迷惑・・・
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こんにちは。
返信削除大変でしたね。
でも、短い手術時間の前処理で、下剤に加えて浣腸までする必要なんて本当にある?!と思ってしまいます。
アメリカの痔の手術では「24 hours before a hemorrhoidectomy, it is essential that patients complete a bowel prep. This process is usually done at home with a laxative or an enema and is meant to remove all fecal matter from the colon」
12時間以上の絶食のあと、自宅で下剤(アメリカの手術や大腸検査では自宅で二フラックが主流。しかも味はレモネード味など)または浣腸をして、腸内が綺麗になったら病院へ行き手術を受けるようです。
これでいいと思うんだけどね。
入院も長くない。
カテーテルや麻酔パックを付けたままでも自宅療養。自分で抜きます。その代わりしっかりウイルスや菌が入らないよう薬をもらいます。
日本の病院は、術前の患者の検査や処置の苦痛が特に大きいと思います。
なんでもう少し、患者の苦痛度を下げる手術システムにしないのかなぁ。
やっぱりお金の問題ですかね。余分な検査や処理をしたほうが儲かるからかなと疑ってしまいます。