『マン・オブ・スティール』(Man of Steel)感想(ネタバレあり)最強のヒーロー!

この作品は、かの有名な「スーパーマン」シリーズの原点を描いた作品。
スーパーマンの生い立ちから、いかに世界のスーパーマンになったかを描いています。



○あらすじ

スーパーマンは、クリプトン星で生まれたクリプトン星人。
クリプトン星人は、地球人よりはるかに進んだ文明・科学力を持っています。

その科学力で、クリプトン人自身の生誕を遺伝子操作という形で、制御しています。
さらに、クリプトン星から、無理なエネルギー採取を行った結果、自らクリプトン星を破壊して、滅亡してしまいます。

スーパーマンは、科学者であった父が、遺伝子操作を行わずに誕生させました。
そして、クリプトン星崩壊の危機を察し、地球へ送られ唯一助かりました。

地球に到達した赤ん坊スーパーマンは、ケント夫妻に養子として育てられます。
子供の頃から、スーパーな能力を兼ね備えていますが、それをケント夫妻の指示通り隠して青年となります。

その頃、クリプトンの生き残り数人が、地球へやってきます。
彼らは、罪人として、異次元(?)の刑務所に収監されていたため、クリプトン星の崩壊から、助かった皮肉な運命の持ち主達。

彼らは、地球を第二のクリプトン星に改造し、スーパーマンを乗せてきた宇宙船に隠された、全クリプトン人の遺伝子を使い、クリプトン星の復活を企みます。

クリプトン星と、地球では、大気の成分が違うので、地球がクリプトン化すれば、地球人は全滅。

そうはさせじと、スーパーマンが阻止!というお話。


○見所

この映画の醍醐味は、なんといってもスーパーマンの滅茶苦茶な強さ。
アメコミの設定でも、最強な彼ですから、もちろんですが、圧倒的なパワー・スピードで、暴れまわります。

Xメン・アイアンマン・・・比べ物になりません(笑)

爽快な、暴れっぷり。
対する敵クリプトン星人も、同等の力・・・
実は、スーパーマンが凄いのではなく、クリプトン星人は、全員スーパーマンだったようです(爆)

そんな者同士の戦いですから、街は、壮絶に破壊されます。
ビルは、数十~数百棟・・・貫通されました(涙)
人工衛星も破壊・・・

敵を倒すためといえ、甚大な被害(爆)
最終的には、遺伝子操作で戦士として生まれた、敵を倒し終了します。

○考察

スーパーマンは、どうしてクリプトンの戦士を倒せたのでしょうか?
スーパーマンの父が、「地球の大気は、クリプトンに比べ、栄養豊富だ。」と言っていたので、そのおかげでしょうか?

それとも、遺伝子操作されていない、生粋のクリプトン星人の方が、強かったのでしょうか?
はたまた、スーパーマンの赤血球に刻み込まれた、クリプトンの全遺伝子が、肉体を強化したのでしょうか?

辛勝でしたが、勝利を収おさめたスーパーマン。
最後に敵将軍の首を折って殺した時に上げた、悲しげな雄叫びは、初めて人(?)を殺めた事に対するものか・・・

自分以外で、唯一の生き残りであった、クリプトン星人を自分で殺めた事に対するものか・・・
映画では、雄叫びに対する、説明は有りません。

最後は、スーパーマンシリーズの始まりに繋がります。
スーツを着て、メガネを掛けただけの変装に誰も気づかず新聞社へ出社(爆)
話がトントンと進み、楽しい映画でした。


スポンサーリンク





スポンサーリンク



0 件のコメント :

コメントを投稿