クレジットカードやローンの与信枠をやさしく、簡単に説明。

与信枠とは何か?ネット検索しました。

与信枠とは「与信限度額」とも呼ばれ、顧客や取引先に対して設定する与信の限度額(リミット)のことをいう・・・
かたい・・かたすぎる説明です(汗)



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分かりやすく説明しますと(実際はこんな単純なものではないようですが、大体こんな感じだと考えてください。説明内の金額は分かりやすくするための目安です。)

まず人が生きて行くのには、最低の生活費が必要です。
その額を、下のように決めます。
1人なら月8万円。
2人(1人扶養)なら月13万円。
4人(3人扶養)なら月18万円 。

例えばAさん(年収400万円、4人家族の場合)では、生活費は18万円×12ヶ月で216万円となります。
その結果、この人は400万円-216万円=184万円までは余剰金(自由に使えるお金)となります。
ということは、この人の与信枠は184万円です。

Aさんがクレッジットカードを作ります。
支払い限度額は、100万円に設定しました。
となると、この人の与信枠は、184万円-100万円=84万円となります。

さらに、自動車のローンを組みました。
支払い額を、年間50万円に設定しました。
84万円-50万円=34万円です。

さらに限度額50万円のクレジットカードを作ろうとしました。
審査に落ちてクレジットカードは、作れません。
これが与信枠です。

与信枠は自動車や、住宅のローンにも関係してきます。
与信枠残り200万円の人が住宅ローンを組む場合は、200万円×30年=6,000万円借りれます。
与信枠が100万円しかない人は、100万円×30年=3,000万円しか借りられません。

与信枠は、もちろん年収、家族構成によって変わってきます。
年収400万円で扶養なしなら、400万円-(8万円×12ヶ月)=304万円。
同じ年収でも、先ほどのAさんより与信枠は多くなります。

与信枠は、増減もします。
毎月のクレジットカードの支払い、ローンの引き落としを滞納なく支払っている人は信用が増します。
信用=与信ですので、与信枠は増えていきます。

逆に滞納が多いと与信枠は減ります。
結果として年収が高くても、与信枠0円なんてこともありえます。
クレジットカードは、使用しなくても作るだけで与信枠が減っていきます。
これが与信枠の仕組みです。

皆さんもカードの作りすぎ、支払いの滞納には気をつけてください。
一度失った信用は、なかなか戻りません(涙)


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