田舎の勉強事情。同級生が少ないメリットとデメリット。

○過疎地域の同級生

我が家が建つのは、山間(やまあい)の小さな町です。
今は、一時的に過疎化がストップしていますが、我が息子達が生まれたのは、過疎化が一番ひどかった時であり、同級生が少ない(涙)



長男の同級生は、長男を含み6人。
次男は、自分を含めても、5人しかいません。

本来なら複式学級になるところですが、行政が、教員を雇う形で、複式にはなっていません。
その結果長男は、教員と生徒の数が、1対6。
マンツーマンとまでは行きませんが、かなり細かい対応をしてもらえます。

○同級生が少ないメリット

長男は、「そこそこ」できる方です。

小学校時代の授業では、理解に時間がかかる子に、先生が指導をしている間に、長男は、別の問題をどんどん与えられました。

その追加問題も、先生が添削、詳しい解説をしてくれる塾並みの環境です。
生徒が少ないので、先生も時間に余裕がある様です。

次男にいたっては、5人中1人が発達障害児ということで、教員は2人常駐です。
授業参観に行くと、担任が、前で説明をして、残り1人の先生が、他の生徒にも注意を払ってくれる、なんとも贅沢な環境。

次男は、宿題をしている最中に寝てしまう「のび太」の様な子供ですが、この環境のおかげでしょうか?成績は、今のところ悪くは有りません。


○田舎のデメリット
そんな環境ですが、難点もあります。

塾が無いのです。
厳密に言うと、個人塾はあるのですが、交通手段は、自転車しか有りません。
自転車で峠を越えて通うには、片路50分と、遠すぎます(涙)

○自宅で通信教育

そこで、中学生になった長男には、通信教育「進研ゼミ」を与えています。
生活環境による、半強制的な選択でしたが、結果としてこれが良かったようです。

私自身、中学時代には、往復1時間以上かけて、塾に行っていました。
塾が終わると、友達と話をしたり、寄り道したり・・・
実質の往復時間は、2時間近かったのです。
今から考えると、移動時間ほど無駄な物はありませんでした。

また、これは、性格なのでしょうが、塾に行っていることに満足をしてしまい、「塾さえこなせば、勉強ができている」と錯覚していた気もします。

その反省から、長男には「進研ゼミ」とテスト用に、市販の問題集を買い与えています。
そして、サボる事ができないように、リビングで勉強をさせています。

今のところ、この選択が長男には、合っているようです。


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