鴨の親は立派。子供を見捨てません。

我が家の近くを流れる川には、鴨が訪れます。



○初夏

この写真は、初夏。


1羽の親鴨の後を、9羽の子鴨が、必死に追いかけています。

泳ぐ事も、歩く事も遅いですが、頑張っています。


一緒に見ていた次男が、聞いてきます。

「あの鳥は、何?」
「鴨だよ。」
「食べられる?」
「もちろん。」
「捕って来る!」
「・・・」

育て方を少々間違えたようで、食べられると知ると、野生動物を追いかける次男。
「キジだ!」「イノシシだ!」「シカだ!」
もちろん捕らえた事は、一度もありません。

驚いた鴨は、飛びますが、子鴨達は、飛ぶのも下手。
それでも、鴨達は無事に逃げ切りました(笑)


○冬になり

その後、どこかへ渡ったのか、鴨達を見かけなくなりました。
しかし、1月になった、つい先日の事。
鴨達は、帰ってきました。

元気だったのかと見ていると、あらら?


13匹!?

夏に見た家族とは、違う家族?
そして真っ白な・・・サギでしょうか?も一緒です。

また、一緒にいた次男。
「捕って来る!」
もちろん、飛んで逃げられました(笑)

白いサギ(?)も飛び、少し離れた場所で、鴨達と同じ所に着陸。
どうやら、一緒に行動しているようです。
あれから半年、この家族に何があったのか・・・不思議な光景でした。

○子連れ

このど田舎で40年近く住んでいますが、1度だけ親鴨がまだ黄色い雛を連れた、行列に遭遇したことがあります。
その時私は、自動車で道路を横断している行列に遭遇。

親鳥は、目の前に自動車が止まっているのに、逃げる事も無く、早足にもならず、悠々と歩いていました。
親の後ろを、必死に歩く子鴨達。

きっと子供達がはぐれない様に、逃げたい気持ちを抑えて歩いていたのでしょう。
最近の、子供を虐待する様な親には、見習って欲しい物です。


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